2021年12月24日
今週の注目感染症
2021年第50週(12月13日~12月19日)
★ 感染性胃腸炎の報告が急増しています。
汚染された手・食品・水などを通して口から感染するので、ふん便やおう吐物を処理する時は、使い捨て手袋やマスクを着用し、慎重に行いましょう。
消毒薬は塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)が有効です。
★ 梅毒の報告が続いており、昨年1年間の報告数の2倍を超えました。
感染症法に基づく調査が始まった1999年以降、最多となっています。
★ 2021年第50週の新型コロナウイルス感染症の報告は157例で、第49週から増加しました。
調査開始以降の累計報告数は17186例です。
引き続き感染予防のため、石けんと流水による手洗い又はアルコール消毒と、正しいマスクの着用を心がけましょう。
気温が低くなってきましたが、換気も忘れずに!
県内で多くの報告があった感染症及び地域は、次のとおりです。
感染性胃腸炎:桐生地域、富岡地域、伊勢崎地域
ヘルパンギーナ:桐生地域、藤岡地域
【群馬県感染症情報センターより参照】
(2021年12月21日更新)