2021年12月31日

今週の注目感染症
2021年第51週(12月20日~12月26日)

★ 感染性胃腸炎の報告が多くなっています。
  汚染された手・食品・水などを通して口から感染するので、ふん便やおう吐物を処理する時は、使い捨て手袋やマスクを着用し、慎重に行いましょう。
  消毒薬は塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)が有効です。
★ 梅毒の報告が続いており、昨年1年間の報告数の2倍を超えました。
  感染症法に基づく調査が始まった1999年以降、最多となっています。
★ 2021年第51週の新型コロナウイルス感染症の報告は100例でした。
  調査開始以降の累計報告数は17286例です。
  引き続き感染予防のため、石けんと流水による手洗い又はアルコール消毒と、正しいマスクの着用を心がけましょう。
 気温が低くなってきましたが、換気も忘れずに!

県内で多くの報告があった感染症及び地域は、次のとおりです。

感染性胃腸炎:富岡地域、桐生地域、伊勢崎地域
ヘルパンギーナ:桐生地域、前橋市

【群馬県感染症情報センターより参照】
(2021年12月28日更新)